2003年国際サッカー連盟(FIFA)が、QUALITY CONCEPT(品質概念)を設定することによって、ロングパイル人工芝は世界中に飛躍的に広がりました。その後、日本サッカー協会(JFA)による、ロングパイル人工芝ピッチ公認に関するガイドラインが設定され、日本国内でも基準が出来上がりました。
ロングパイル人工芝の定義は、50mm以上のパイルの隙間に、弾性材を含む粒状材料を充填し、パイルを安定させた人工芝複合製品であることです。(但し、アンダーパットなどを組み合わせた人工芝複合製品についてはパイルの長さは40mm以上とする)
(JFAロングパイル人工芝基準より)
繊維の比較
天然芝でスライディングしたような感じを実現した初期タイプのモンドターフは厚みが100μで、11.000dtexという仕様です。
厚みを従来品のモンドターフの100μから10%増やし、110μにして形状をモノテープ式にしたタイプです。
12.500dtexに増量しました。切れ目の距離が長くなったので、充填材から露出している部分が天然芝に近い風合いです。耐候性に優れリスポート試験による結果も良好です。
厚みが150μで、1本当たり1400dtexの糸を8本束ねてタフトしています。
当たりのタフト数が平均8.750ヶ所あり、充填材を入れた仕上がりは、モノフィール同様天然芝に近い風合いです。
用語の説明
※dtex
・・・
人工芝に使用される糸が、10.000メートルの質量をgで量った単位です。
例えば、モンドターフNSFモノフィールは60mmのパイル長で、12,500dtexですが、10,000メートルの質量が12,500gであるということです。
※ミクロン(μ)
・・・
1メートルの100万分の1
※リスポート試験
・・・
人工芝の耐磨耗試験
充填材の比較
ゴムと樹脂をブレンドした、高比重・緩復元機能を持った、高性能充填材。
天然芝を対象に、開発され、その調整された反発性は評価が高い。熱対策も通常のタイプより、体感温度20%近く、下げることに成功している。
リサイクルゴムをカラー化して、熱対策を施した充填材。
素材は、ゴムに変わりなく、比重の軽さ、ゴム反発の強さなどのデメリットは解消されていない。
タイヤのゴムや、産業資材等のゴムの廃材持を再利用した充填材。
黒いので温度上昇は避けられず、また、比重が軽く、不陸が発生しやすい。肉体にかかる反発力も強い。